戦闘を終え光子力研究所に到着したマジンガーZとダイアナンA。
「さやかさん、今日はダイアナンに助けられちまったな」
珍しく甲児がさやかにお礼を言う。
「あらたまってなに言ってるの。当然じゃない。ダイアナンはZのパートナーなんだから」
素直に返すさやの脳裏にさっきの戦闘シーンがフラッシュバックする・・・
「くそっ・・・放しやがれ!しつこい機械獣だぜ」
背後から羽交い絞めにされたZは必死でもがくが、機械獣を振りほどけない。
「うわーっ!」
機械獣の触覚からビームが発射され、Zのコクピットに命中する。
「くそっ・・・このままじゃやばいぜ・・・」
打つ手なし。焦る甲児の背後からダイアナンAが駆け寄ってくる。
「あっ、甲児くん!」
「その声はさやかさんか?頼む、こいつを何とかしてくれ。動けないんだ・・・うわっ!」
必死でもがくZの頭部にビームを浴びせ続ける機械獣。
「わかったわ!機械獣、マジンガーZを放しなさい!ミサイル発射ぁ!」
ダイアナンの両胸が吸い込まれるように機械獣の背中に命中し、破壊する。
バランスを崩し、ビームが止まり、締め付けが緩む。
「甲児くん、今よっ!」
「サンキュー、さやかさん!」
一気に脱出したZは怒りのブレストファイヤーで機械獣を破壊したのだった・・・
「さーて。帰ってシャワーでも浴びるとするか。さやかさん、先にお風呂入るかい?」
コクピットで伸びをする甲児。
「ううん、大丈夫。お先にどうぞ」
「そうかい?じゃあ遠慮なく」
パイルダーが頭部から離れ、格納庫に吸い込まれていく。
「それっ!」
スカーレットモビルが虹の道を降りて地面に。
「ふふ。お似合いよ、あなたたち」
振り返るさやかの前で仲睦まじく寄り添うZとダイアナン。
しっかりと甲児をサポートできた充実感と、甲児からお礼の言葉をもらったうれしさに包まれたさやかは上機嫌。
「さて・・・ひとっぱしりいきますか」
スロットルを上げて研究所から飛び出していくスカーレットモビル。
その姿はみるみる小さくなって消えていった・・・
(終わり)
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