プライベート・レッスン その2(Inspired by 海斗ミオさん) | ロボットヒロイン大好き!

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ロボットアニメに登場したヒロイン話を中心に、いろいろな事を書き散らかしていきたいと思います。

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Pic by 海斗ミオさん


光子力研究所に到着したアフロダイは機械獣と対峙。
スピードを活かし、格闘戦で敵の右腕をへし折るも、武装がないことのハンデは否めない。
じりじりと押されていき、研究所の壁面まで追いつめられる。
そして両腕を銛で貫かれ、まるで十字架に磔にされたように自由を奪われる。
さやかが『これまで』と観念した刹那 - 威勢のいい啖呵が飛び込んでくる。
「待て!マジンガーZが相手になるぜ!」
「甲児くん!」
顔を上げるアフロダイ。
「安心してくれ、さやかさん」
「安心ですって?生意気言わないの。ほら、危ない!」
「えっ?うわーっ!」
機械獣のビームがZに命中。
「あーあ…しまらないナイトさんね」
あきれつつ戦いを見守るさやか。


戦いが終わった。
超合金Zのボディと強力な武器のおかげでなんとか勝利したZ。
アフロダイに歩み寄り、銛を抜いて自由にする。
「大丈夫かい?」
そっと研究所の壁にもたれかけさせる。
「ええ、なんとかね。ありがとう、甲児くん」
操縦桿を握るさやか。
「あら?動かないわ…」
激しい戦闘のため、アフロダイは完全に機能を停止してしまったのだ。
「ほら。どうぞ」
Zが掌をアフロダイの顔の前に差し出す。
「ありがとう」
フードを開け掌に飛び乗るさやか。
「ふぅ…」
ヘルメットを脱ぐ。長い髪が広がってそよ風になびく。
「甲児くん」
「どうしたんだい?」
「あんな戦いぶりじゃ駄目よ。アフロダイの修理が終わったらまた特訓よ。わかった?」
「ちぇっ、厳しい教官だぜ…」
甲児の苦労はしばらく続きそうである…


(終わり)





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